

ワンストップゴルフアカデミー住之江校・専任講師の正木すえひろです!
自己紹介文を書かせていただきましたので、お時間がございましたら御覧ください。
私のゴルフ経歴は、プロゴルファーを目指してゴルフ漬けの毎日を過ごした訳でも、ゴルフ関係の仕事をしていた訳でもありません、趣味としてゴルフを始めようと思っておられる皆様と同じだったので、ゴルフインストラクターとしては異色かもしれません。
私がゴルフを始めたのは、前職の会社へ入社した直後に先輩社員に誘って頂いたことがきっかけです。
ゴルフは止まっているボールを打つだけなので、簡単なスポーツだと思っていましたが、初めてゴルフ練習場に連れて行ってもらった時に、見事な空振り、トップ、シャンク、マットが飛んでしまう程の大ダフリの連発で衝撃的でした。
でも、まぐれでスイートスポットに当たった時の手に残る心地よい感触と、自分の能力でボールをこれ程遠くに飛ばした経験がなかったので、私をゴルフの虜にするのに必要にして十分なものでした。
勤務していた会社はシステム開発や情報サービスを提供するIT企業だったので、連日の深夜帰宅や休日出勤も当たり前の時代でした。当然ながらゴルフの練習は休日のみしか出来ませんし、バブルが弾けるまではプレーフィーも高く、サラリーマンゴルファーが頻繁にコースをラウンドできる環境ではなく、典型的な月イチゴルファーとして如何に少ない練習とラウンドで上達出来るかを考え、週末のゴルフ練習で勤務のストレスを発散すると共に、上達を目指すという繰り返しで、100、90、80の壁を突破して、70台のスコアが出る所まで上達しました。
しかし、週末しか練習できないので土曜日に前週のスイングを思い出し、日曜日にスイングを仕上げようするのですが、筋肉が記憶しているのは72時間(3日)という残酷な現実があり、月イチのラウンドでは身に付く前に筋肉が忘れてしまうので、毎回安定して70台のスコアを出せないというフラストレーションがありました。
そんな中で、2000年に大阪支店から東京本店への転勤を契機に、バブルも弾けゴルフ会員権も安くなっていましたので、千葉県の新千葉CCのメンバーになり初めてハンディキャップを取得しました。ハンディキャップを取得してからラウンド数が増えてシングル入するのが通常ですが、何故か年間を通じて絶好調だったので取得したハンディキャップはいきなりの4でした。ちなみにこの年のベストスコアは71で、ハーフなら34、年間の平均スコアは78.2でした。
ハンディキャップを取得しクラブ競技に出場出来るようになりましたので、クラブ選手権(あさぎりコース:7,025ヤード:コースレート72.8)にエントリーし、ストロークプレーの予選を突破しマッチプレーに進出しましたが、クラチャン10回以上制覇のミスタークラチャンに撃破されました。それ以降も2回マッチプレーに進出しましたが両方共、ベスト8止まりがサラリーマンゴルファーの限界でした。目標であったクラブチャンピオンの夢は、実力者揃い(千葉県アマチュア選手権チャンピオン2名、クラブ選手権10回以上制覇のミスタークラチャン、関東倶楽部対抗で優勝経験もあるHC0や1の選手)の厚い壁に跳ね返されて叶いませんでしたが、ストレスをゴルフで発散出来たからこそ、無事に前職を全う出来たと思っております。シニアになって大阪に戻ってきましたが、こんな楽しいスポーツは他には有りませんので、ゴルフに対する情熱と感謝の気持ちは未だに薄れておりせん。
私自身はプロを目指してゴルフ漬けの毎日を過ごした訳ではありませんので、週末の練習では試行錯誤の繰り返しで、上達するために随分遠回りをしたと思っております。
しかし、試行錯誤の中で何が上達するために必要なのか、何が上達の妨げになるのかは把握出来ていると思っております。
タイガー・ウッズになるためのレッスンはしませんし出来ません、「30°前傾して、背中は真直ぐ伸ばして、肩は90°、腰は45°回して、右肘を絞って、リストコックして、もっと溜めを作って、手首を返して、、、」とレッスン書の内容をそのまま言われても、分度器を持って来ている筈もないし、猫背の私に「タイガーと同じスイングで300ヤード飛ばしなさい!」と言われているのと同じなので無理です出来ません。グリップ、アドレスを含めスイングの流れの中で、結果としてそうなっているだけなので、スイングがバラバラになってしまうだけです。
そもそも体力的に無理があることをお教えしても体を壊してしまいますが、個人が持っている能力を最大限に発揮させることは出来ると思っておりますので、全員に同じレッスンをすることはありませんし、ご指摘する内容も対応方法も一人一人異なるのが当然だと思っております。
自分で言うのもインストラクターらしくありませんが、私自身は学生時代は帰宅部だったので、スポーツは社会人になってから始めたゴルフのみで、筋力トレーニングもしたことがありません。そんな私が、シニアの細腕で軽く振っているように見えるのに、当たれば250ヤード平均でも230ヤード以上ボールが飛ばせるポイントを、お教えしたいと思っております。
ゴルフに重量挙げのような重い物を持ち上げる筋力は不要です。ハエ叩きで素速くハエを叩ける筋力と、地球の引力を上手く利用することができれば、箸より重いものを持った事のない、体力に自信のない方でも全く問題ありません。
以上のような経歴なので、お仕事の関係で練習時間がなかなか取れない方や、趣味のゴルフとして上達したい方、ゴルフを始めたいがどうすれば良いのか分からない方、シニアの方で中々上達しない方に、ゴルフの楽しさを体感して頂き出来るだけ短期間で、上達するための手助けが出来れば幸いですし、大袈裟かもしれませんが同じ境遇だった私が出来る、ゴルフに対する恩返しだと思っております。
上達するために回り道をしてきたゴルファーとして、同じ立ち位置で生徒様の気持ちが理解出来る、身近なインストラクターを目指しております。
禅問答のようですが、上達するためのキーワードは、グリップは握らない・地球の引力は半端ない・クラブは振らないクラブに振られる・常識が上達を妨げる・分度器はいらない・等々です。
禅問答の回答はレッスンでお伝えいたしたいと思っておりますので、初心者専門ゴルフスクールへのご入会をお待ちしております。