ゴルフコースについて
初心者の皆様がゴルフコース(本コース)に行かれた際には、見慣れないものがたくさん目に入ってくることだと思います。
全ては難しいのですが、出来る限り、このページでご紹介させていただきたいと思います。
クラブハウスの入り口
本コースの場合、コースに着いたら、まずはクラブハウスの入り口に車を停めましょう(直ぐに駐車場に止めないように…)。クラブハウス前に車を停めると、係の人がクラブを降ろしてスタートする場所に運んでいってくれます。その後、駐車場に車を停め、クラブハウス内で受付をいたしましょう!
スコアカードホルダー
ゴルフ場のフロントで受付をすると右写真のような”スコアカードホルダー”と呼ばれるものを渡されます。このスコアホルダーには、ロッカー番号が書かれており、ロッカーの鍵もついています(中にはスコアカードが挟まれています)。
ゴルフ場内の売店で買い物をする時やレストランで食事をする際は、このスコアカードホルダーを提示し、サインをすることでその場の精算を済ませます(ゴルフ場側はこの番号毎にプレーヤーの料金を管理しており、帰宅の際にまとめてフロントで請求するという形がとられています)。
打球練習場
ゴルフコースによっては、打球練習場を併設している場合がございます(ボールは、25球・300円程度で売られております)。スタート前にショットの確認をしたい場合は利用されると良いでしょう!
アプローチ練習場
アプローチ練習場が併設してあるゴルフ場であれば、アプローチショットの練習をすることも可能です。
※練習グリーンでのアプローチ練習は危険を伴いますので、禁止されております。この辺りのルールはしっかりと守りましょう!
練習グリーン
大抵のゴルフ場にはスタート地点の近くに練習グリーンがございます。
グリーンでのボールの転がり方は、その日の天候などによって異なりますので、大まかな転がり方を練習グリーンで確かめることをオススメいたします。
くじ(抽選棒)
最初のホールには、写真のような金属棒が設置してあります。この棒には、切れ込みが1-4本入れてあり、この棒をくじのように順番に引き、切れ込みが少ない人から順番にティーショットを打ちます。
ボール洗い
ボールを洗う器具です。プレイによって、泥などでボールが汚れてしまうことがあります。そういった際、この”ボール洗い”にボールを入れ、真ん中の黒い柄を上下させるとボールをきれいに洗うことが出来ます。
ティーグラウンド
各ホールでボールを打ち始める場所をティーグラウンドといいます。ティーグラウンドにはいくつかの目印があり、ゴルフの腕前や年齢・性別などによって打ち始める場所が異なっております(一般男性は白色で記されているレギュラーティーから、女性は赤色で示されているレディースティーから打つようになっています)。
コースの表示
ティーグラウンドには右写真のような、コース表示がございます。12番ホールでパー5であること。あとM.G.はメイングリーンまでの距離、S.G.はサブグリーンまでの距離を示します(大抵のゴルフ場には修理する場合に備えてグリーンが2つ用意してあります)。
センターフラッグ(吹き流し)
パー4,パー5のホールに見られるティーショットの狙い所。
200-240ヤード当たりになっているかと思います!
狙い所を示す的(マト)
見通しの悪いホールでショットをする際、写真のような”的”を設置してある場合がございます。こういった場合は、的の方向に打つと、コースなりにボールを進めることが出来ます。
ヤーデージ杭
コースの端にはヤーデージ杭というものが設置されています。これは、その地点からグリーン中央またはグリーンエッジまでの距離を示します(100ヤード、150ヤード、200ヤード等の表記があり、色分けされていることが多いです)。
OB杭(くい)
ショートコースでも本コースでも、コースの端の方を見ると白い杭のようなものがいくつか立っています。この白い杭を越えてコースの外に出るとOBという扱いになり、1打加算した上で打ち直すことになります(プレイング4の場合は、特設ティーから打ちます)。ホールによってはOBの設定が無く、横のホールまで飛んでいっても打てる場合もありますが、大抵はOBの設定がありますので、どこがOBなのかを確認して攻めていくと良いでしょう。
フェアウエイ
フェアウエイは、芝がしっかり刈り込まれており、ショットが打ちやすい場所を指します。刈り込まれているため、ボールがフェアウエイに落ちると良く転がり、距離を稼ぐことも出来ます。スコアを上げていくためには、出来るだけフェアウエイを狙っていく必要があります。
ラフ
ラフはフェアウエイと違い、地面があれています。芝が伸びている場合が多く、芝以外の植物が生えていたりということもあります。ショットの際、植物が障害になるため、的確なショットが難しいケースが多くなります。
バンカー、バンカーレイキ
ゴルフ場には、砂場のようなバンカーという場所がございます。バンカーにボールが入った際は、サンドウエッジというバンカー用のクラブで脱出するのが基本です。ただ、バンカーでショットを打つと、打った跡や自分の足跡が砂地に残ります。この跡は、バンカー側にあるバンカーレイキというもので整備することがマナーとなっております。
池
ゴルフ場には、コース内に池を設置していることがあります。
この池に入れてしまうと、所定の位置から1打罰で打つことになります。
池とバンカーが繋がっているハザード
滅多に見かけることはありませんが、バンカーと池が繋がっているハザードというものもあります。
ピン
”ピン”とは、グリーン上のカップの場所を知らせるための棒を指します(カップに差し込まれており、先端には旗が付けられています)。ピンを設置する場所は、ゴルフ場がセッティングするわけで、毎回同じではありません(上手くなってくると、ピンの位置によって攻め方を変えたり致します)。
※パッティング以外の際は、ピンはそのままにしておいて、パッティングをする際はピンを抜くことが多いです。
ピンについているボール
ピンには、右写真のようなボールが付いている場合があります。このボールは動かすことができ、この位置でカップがどこにあるのかを教えてくれています(ボールが上にあればカップはグリーンの奥にあるということであり、下にあればカップはグリーンの手前にあるということをあらわします)。
離れた場所からグリーンを狙う際、このボールの位置を見てアプローチショットをすると良いのですね!
修理地
ゴルフ場には、修理をしている部分があり、そこは青い杭や白い線で囲われております。この修理地にボールが入った際は、そのまま打つ、もしくは救済の措置がとられます。 ※右写真のような修理地は、大抵がイノシシ(猪)によって芝が掘り返された状態です。
ナセリ
直ぐに張り替え作業が出来るように修理用の芝を養生しておく場所。
芝の畑のようなものですね!
回転灯
視界の悪いブラインドホールのティーグラウンドそばに設置してあります。
前の組が近くにいる際は点灯しています。
ティーショットは回転灯が消灯してからにしましょう!
グリーン用の扇風機
真夏はグリーンの温度が上がり、芝が枯れてしまうことがあります。
それを防ぐため写真のような扇風機を回し、周囲の温度が上がりすぎるのを防ぐことがあります。特にベントグリーンは暑さに弱いのでよく使われますね!
灰皿
ゴルフ場のティーグラウンドには灰皿が設置してあります。基本的にはティーグラウンド以外は禁煙となっていることが多いので、しっかりマナーを守りたいですね。
目土
スイングで刈り取ってしまった芝の部分にかける土を目土と言います。刈り取った芝を戻し目土をかけることで芝の回復を促すことが出来ます。
ティーボーリング
冬期は地面が凍り、地面にティーを刺しにくいケースがございます。そういった際に地面に穴を空けるための器具です。
動く歩道・エスカレーター
山岳コースなどの場合、コースまでの移動にエスカレーターや動く歩道を設置してあることがあります。非常に便利ですが、街中と違い、手すりは動かないケースが多いので、乗る際は気を付け、ましょう。
茶店
コースとコースの間には茶店と呼ばれる小休止するお店がある場合がございます。ここで飲み物や簡単なものを食べることが出来ます。
避雷舎
雷鳴がなった際などに避難する場所です。
ナイター照明
ゴルフ場の中にはナイター設備を備えているコースもございます(あまり数は多くありませんが…)。こういった設備のあるコースでは夜にラウンドすることも可能です。
電動カート
コース間を移動するための乗り物。自分でハンドルを操作して運転するものと自動運転のものと2種類ございます(ゴルフ場によって異なります)。
自分で運転するカートは運転席にアクセルとブレーキペダルがあり、ハンドルで操作しながら進んで参ります。
自動運転のカートの場合は、下の写真のようにリモコンが付属している場合が多く、離れた場所からでも操作可能です(ボタンを押すと発進し、もう一度押すと止まります)。
カートの運転方法の詳細はこちら!!
カップの位置表示
カップの位置はグリーンの真ん中にあるのではなく、定期的にゴルフ場が変えております。ですので、自分がプレーする日のカップの位置を知っておく必要が出てきます(カップの位置によって選択するクラブが変わることも多々ありますので大切ですよ!)。当日のカップの位置は、大抵の場合、カート内に表示がありますので、それを参考にいたしましょう。
手引きカート
今はだいぶ数が少なくなりましたが、ゴルフ場によっては手引きカートを使っている場合もあります。手引きカートの場合は”歩き”で廻ることになりますので、運動量は電動カートと比べると比較できないくらい大きくなります。
ただ、歩いてコースを廻るのは気持ち良いですよ!
カート道
コースの横にはコンクリートで舗装された細い道(カート道)がございます。この道は、カートと呼ばれるコース内を移動する車が通るものです。
※コース・季節・天候によってはコース内にカートを乗り入れても良い場合があり、その際は写真左下の”カート”と書かれた印の場所からコース内に入っていきます。
カート道の信号
コースからコースに移動する際、カート道が交差している場合がございます。そういった場所では、カート同士の接触事故を防ぐため、信号が設置してある場合があります。
危険を防ぐためにも、信号があれば、表示にしたがって通行してくださいね!
マーシャル
コースの進行係。進行の遅い人を促したりします。
スコアカード、ペン、マーク、グリーンフォーク
スタート室というところには、スコアをつけるカードやペン、マーク、グリーンフォークなどが置いてあります。必要なものを持って行きましょう!
エアガン
クラブハウスの入り口の近くにはエアガンと呼ばれるものが何台か設置してあります。このエアガンは、ラウンド中に靴や服に付いた芝を払い落とすためのものです。クラブハウス内を芝で汚さないためにも、ラウンド後はエアガンで芝を落としてから入りましょう!!