待望なレッスンラウンド！なのに、天気予報は雨でした。
前日の夜からゴルフウェアーを選んでいる時にテンションがダウン―ああ、晴れデビューなんか、なれませんね！
しかし、ゴルフ場に着いた時は、空の色が少しずつ明るくなって来ました。
女子ロッカールームであっちゃん先輩が声を掛けてくれて、集合場所まで連れてってくださったので、朝から緊張した気持ちが随分和らぎました。
計8人で回るラウンドレッスンのスタートは、パターの練習から始まります。
田中コーチは一人ずつ様子をチェックして、その場で講義をしました。
私は最初に短い距離で練習しましたが、長い距離の練習をしないと感覚を掴めないと言われまして、20ヤード前後の距離ばかり練習しました。
ちなみに、練習時間はなんと30分以上！汗ばむほどパター練習するなんて！意外の意外でした。
それからはアプローチの練習を10分ほどしたら、コースに向かいました。
コースが始まる前にドライバーの練習は？アイアンの練習は？しないの？！と(・・?マークが頭いっぱいでした！
それで、一打目のドライバーはいきなり左へOBでした。やはり体のひねりが全くできなかったです。
ここで、同じグループのUちゃんとOちゃんが二打目の場所とスコアーの計算の仕方を教えてくれました。
いやいや、本番に出ると、覚えることが多くてさらに緊張します！教えてくださる親切な先輩たちがいて、本当に助かります。
田中コーチが私たちに指導してくださるのが４、５、６ホールでした。
ウォームアップ出来たところでコーチがいらっしゃると、私も少し落ち着いてクラブを振れるようになりました。
私はまだ両手首にテーピングとサポータ―をしたままなので、田中コーチが「小指を立ててね！」と再三注意してくれました。
正直に、こんな慣れない握り方でクラブを振るのは違和感が相当強いけど、でも、「これでも振れる」と言われれば、人間って頑張るものですね。
まず、バンカーの講習がありました。ボールをバンカーに入れて、それからどうやって出すか、田中コーチがお手本を見せてくれました。ポイント１は、体重を左足に置くことです。右足を上げても、左足だけで立っていられるような重心の置き方を初めて見ました。非常に分かりやすい説明だったので、私はすぐできました（(≧▽≦)）。もちろん、それ以降のバンカーショットはすべて一発で出せましたよ！田中コーチの言う通り：もう、バンカーなんか怖くないです！
続いては、アプローチの講習でした。練習場と本番コースの感覚がやはり違って、最初はトップを思い切り叩いたりしました。ああ、左側の腹斜筋はどこ？ああ、フォローが出来てない！……慌てれば慌てるほどうまく行かないですね。
田中コーチが私の肩を交互に押して、体のターンをリズミカルに感じさせてくれました。そこで、頭の中で、突然あっちゃん先輩の「はい、チーズ」節が甦ってきました！どんなクラブを使っても、そのリズムが大事です！落ち着いて、リズムを取り入れったら、ボールはふんわりと浮いて、綺麗な弧を描いて40ヤード先のグリーン上に落下しました。
田中コーチがこの3ホールを一緒に回ってくれることで、見事なスウィングを見せてくれました。UちゃんもOちゃんも「恰好いい！」、「ナイス―！」、「プロみたい！」を連発しました。賑やかな女性陣に慣れている（？）田中コーチが少々苦笑いしながら次のグループに移しました。
Uちゃん先輩とは練習場で一回挨拶したことがありますが、それ以外にお会いしたことがなく、Oちゃん先輩とは初対面です。最初、私もかなり緊張したが、お二人ともとても気さくで、冗談もダジャレも構わず飛ばしながらゴルフをしているので、自然的に和やか雰囲気になって、とても楽しくなってきました。
それに、Uちゃん先輩はいつも皆さんのパターをグリーンまで持ってきてくれたり、ボールを探してくれたりしました。
Oちゃん先輩は何番のクラブを使えばいいかのアドバイスをしてくれました。
このようなゴルフ先輩たちの温かいサポートが有ったので、私は飛距離をうまく出せないものの、落ち着いてゴルフが出来たので、アプローチやパターは思ったよりも大分うまく出来ました。
天気予報と違って、ラウンドの最中からお見事な秋晴れになりました。ゴルフ場の紅葉も色鮮やかで、本当にいい気分になりました。
両先輩の綺麗なスウィングを見て、私も負けてられないと思って、頑張りました。
しかし、最後の2ホールは、体力と集中力が切れて、いい形で仕上げることができませんでした(´;ω;｀)。
でも、自分の中では、大満足でした(*´▽｀*)。
次回は、もう少し皆さんに自慢できるゴルフをしたいと思います。
そして、Uちゃん先輩の気遣いも習いたいし、ミニスカートに似合うOちゃん先輩のファッションセンスをも盗みたいと思います。
今回はあっちゃん先輩と一緒に回れなかったですが、彼女の「はい、チーズ」節を遠慮なく拝借しました。
時に「サンラータン」になったり、時に「タンタンメン」になったりしましたが、これこそ私の「晴れデビュー」のテーマ―ソングでした(*^_^*)。
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