今回は、ラウンドの際に仲間のショットを見ておくというお話です。

ラウンドでのマナーの一つに、同伴者の良いショットに対し「ナイスショット！」という掛け声をかけるというものがございます。そのためには仲間のショットを見ておくことが必要です。
また、それに加え、仲間のショットを見ておくことで”ロストボール（紛失球）”の防止にもなるという利点がございます。

実は、上級者であってもすべてのホールでフェアウェイをキープできるゴルファーはあまりいません。初心者の場合は特に、ラフや雑草が生い茂っている場所などに打ち込んでしまうことも珍しくなく、その際、ボールが見つからなくなる場合がございます。

そのようなロストボールを防ぐためにも、ぜひ一緒にプレーする仲間のショットやボールの行方を見ておくことをおすすめいたします。

このロストボール、正式なルールでは3分間ボールを探しても見つからなければ紛失をみなされ、救済を受けることになります。

主な対処法は以下の３つです。

・同じ場所から打ち直して１打罰
・前進して特設ティーから打ち直す
・ロストしたであろう場所から２打罰でプレーする

また、ロストボールは、ボールの持ち主が探すことをあきらめた時点で、ゴルフ場に所有権が移ります。

仲間全員でしっかりショットやボールの行方を目で追うことで、ペナルティを防ぐことができ、時間やボールの無駄を防げるかもしれませんね。

なにより仲間同士で助け合い、気持ちよくプレーするためにも、プレーの際はぜひ仲間のショットをしっかり見ておきたいものですね(^^)