皆様は、夏のゴルフ場で使われる写真のような大型送風機をご存知でしょうか（シリンジングと言います）。

主にグリーン上で使われており、ご覧になったことがある人もおられるかもしれませんね。

今回はこの送風機が何のためにおいてあるのかをご説明させていただきたいと思います！

御存知の通り、夏は気温が高くなりますね（当たり前ですが＾＾；）。

ゴルフ場は自然の中にありますので都会よりは気温が低いのですが、それでも夏になるとそれなりに気温が上がってまいります。

この気温上昇がゴルフ場にとってリスクになることがあるのです。

何がリスクかと言いますと…グリーン上の芝種が夏の暑さに弱いということが要因になります。

風通しが良ければ大丈夫なのですが、山間などで風通しが悪いとグリーン上の温度が上がりすぎ、

その熱で芝が枯れてしまうことがあるのです。

芝が枯れるとゴルフ場は修繕に多額の費用をかけなくてはならないので、夏の間は芝を熱で枯らさないように様々な工夫をされてます。

その暑さ対策の一環が写真のような大型扇風機の設置なのです。

近づくとかなりの風切音がするため、少しプレー時に気になりますが、

グリーンの温度が上がり過ぎないようにするためですので、ぜひご理解いただければと思います(^^)

夏ゴルフのちょっとした豆知識でした(^o^)

ワンストップゴルフアカデミー大正校 専任インストラクター 式町ひでき