レンジボールの特徴を知り、ラウンドに活かしてみましょう☆
レンジボールをご存知でしょうか?
レンジボールとは、ゴルフレンジで使用するゴルフボールのこと。
つまり、練習場のために開発されたボールでございます。
初心者がまず手にするのこのレンジボール。ラウンドで使うボールとの違いを知っておくと、ラウンドにも活かしていただけるかと思いますので、簡単にではありますがご説明させていただきます。
【構造】
ラウンドボールが2~5のパーツが年輪のような層をなす構造であるのに対して、レンジボールは一層または二層の少ないパーツでできており、柔らかく反発が少ない特徴があります。
また、フローティングボールという水に浮くボールもあり、池に向かって打つ練習場で使われています。
【耐久性】
パーツが少ないため、レンジボールは毎日使用しても壊れにくいという特徴があります。
【コスト】
同様にパーツが少ないので、生産コストが低く抑えられます。
【スピン(回転数)と曲がり幅】
一層のレンジボールはスピンがかかりやすく曲がりやすいという特徴があります。
練習場で大きく曲がっても、コース上ではそれほどは曲がらないと感じるでしょう。
【弾道の高さ】
一層のレンジボールでは、明らかに弾道が低くなります。「もっと上げなければ」と無理やり上げようと練習を積みコースに出た場合には、上がりすぎて失敗してしまう可能性がございますので注意が必要です。
【飛距離】
もっとも差が出るのが飛距離です。
レンジボールは、打感が柔らかく初速が出ません。
そのため飛距離は10%~15%抑えられます。つまり短距離では差が出にくく、遠くに飛ばそうとする時ほど差が出ます。ウェッジなどでは違いが分かりづらいですが、アイアンやドライバーなどを使用する際にこの差をはっきり感じられるでしょう。コースでは練習時の10~15%上乗せした距離が出ることになりますので覚えておいてくださいね(^^)
上記の差を考慮し、練習場での飛距離や曲がり幅と、コースでのナイスショットとの関係を確認してみてはいかがでしょうか?