無理にグリーンを狙わなければスコアは伸びる!
今回は、
「なかなか目標スコアが切れない」
「一度崩れると大たたきしてしまう」
そんな負のスパイラルから抜け出すためのちょっとしたコツをご紹介させていただきます。
この負のスパイラルは”連続して起こるミス”から起こっています。
それは、ゴルフの腕前よりもメンタルや考え方によるところが大きいといわれています。
では「スコアを伸ばす考え方」というのはどのようなものなのでしょうか。
ゴルファーの最も崇高目的は人を驚かすような素晴らしいショットではなく、ミスを一つ一つ着実に減らしていくことである。
これは、ジョン・ヘンリー・テイラー(イギリスのプロゴルファー)の言葉ですが、初心者の方は「飛ばしたい、寄せたい、入れたい」その欲望が、冷静な判断を妨げ、ミスを誘発し、スコアを崩していくことが、往々にしてございます。
あわよくば一気にグリーンに乗せて有利に運びたい!
ピンまで残り200メートル、200メートル飛ばせるクラブを使って一気にピンそばまで寄せたい!
みんなの前でナイスショットを打ちたい!
このような気持ちはどなたでも経験があるかもしれません。
ですが、一度でグリーンを狙うあまりグリーン横のバンカーに入れてしまって大たたきするようなことが本当に多いのです。
グリーンに乗せようと無理して長いクラブを使うことで急激にミスショットが増えることや、全身が力んでしまい、手打ちになりミスショットの確率が高くなることが原因です。
クラブに関しては、フェアウエイウッドは左右に曲がりやすいですし、ロングアイアンもシンに当てるのが難しい。短いクラブに比べると難易度が高く、練習でも成功率は低いのではないでしょうか?
練習で打てないクラブを使ってラウンドでうまくいくケースは、あまり聞いたことがありません。
具体的な対策としましては、
まず、無理にグリーンを狙わないこと。
そして、確実に前に進むクラブを選ぶこと。
特に勝負の時や、ミスの後は、いちばん得意なクラブをおすすめいたします。
確実に前に進むクラブ、ミスをしないクラブで勝負です。
『乗せることにとらわれず、普段使い慣れた短いクラブを使い、どこを狙えばスコアを崩さずに済むのか、どこに落とせば得策かを考え、実行していく』のでございます。
考え方を少し変え、実践してみるだけで、大幅なスコアアップが期待できます。
もちろん結果だけがゴルフではございませんが、スコアが上がればゴルフはもっともっと楽しくなってまいります。スコアアップを求める方、スコアでお悩みの方のお役に立てれば幸いです(^^)