ゴルフボール表面の小さなくぼみ(ディンプル)がある理由について

ゴルフボールには、表面に小さなくぼみががあることをご存知でしょうか?
このくぼみのことをディンプルと言います。
なぜ、ゴルフボールにはディンプルがあるのかご説明させていただきますね(^^)

低圧部

イラストのように、ボールは空気を切り裂いて飛んでいきますが、その時ボールの後方部分に低圧部(真空状態)が発生し、ボールを引き戻そうとする”抗力”となります!
抗力があると、ボールはあまり飛ばなくなってしまいますので、この抗力を小さくするためにディンプルというくぼみがゴルフボールに付けられたのです。
ボールが空気を切り裂いて飛んで行く際、空気がディンプルにあたり減速すると、空気は低圧部に回り込んできます。
そうすると低圧部が小さくなり、結果としてボールがよく飛ぶようになるのです。

ゴルフボールの表面に小さなくぼみがある理由は、ボールをより遠くへ飛ばすためなのですね(*^▽^*)
実は、1900年頃にはくぼみのないツルツルボールが使用されておりました!
そのボールを使い続けていたところ、傷の付いたボールが新球よりも遠くに飛ぶことに気付き傷をつけ始め、今では傷→ディンプルへと進化したのですね!(^^)!

ワンストップゴルフアカデミー岸和田校 専任インストラクター 田辺 なおき

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