生徒の休会・退会の理由について下記にご紹介いたします。
生徒との関係性にムラがある
言葉遣い・親密さ・テンション(感情、声の大きさ)等に差があると生徒はやめやすくなる。
時計を使って平等なレッスンを行っていない
レッスン時間が不平等だと生徒はやめやすくなる。1分単位で平等にするくらいの意識が丁度よい。
※時計を使って平等なレッスンを行うのは契約事項なので、こちらを実施されていない場合、契約上の問題も出てくる。
教えすぎ/教えなさすぎ
一度に教える量が多すぎると生徒がパニックを起こしやめやすくなる。教えなさすぎは費用対効果が悪いと思われやめやすくなる。
目標を設定していない
生徒に期日付きの目標を設定しコーチと共有していないと、レッスンに通う熱意を失い生徒はやめやすくなる。
※目標を達成した後は次の目標を設定/共有することが重要。
カルテを使ったレッスンを行っていない
カルテを使っていないレッスンは必ずほころびが出る。他の生徒への指導と間違えたり、前回と違うことを言ってしまったりする可能性が高まる。こういったことがあると生徒は表に出さなくても休会、退会に向かっていく。
※カルテを使うのは契約事項でもあり、使っていないと契約の問題も生じる。
ラウンド予定が切れる
次回のラウンド予定が無いと、生徒はレッスンに通う意味を直ぐに失います。
生徒のラウンド状況を把握し、予定がない方にはコンペやラウンドレッスンを勧めることが重要。
生徒のラウンド結果に興味をもっていない
コーチが生徒のラウンド結果に興味を持っていないことが分かると生徒はやめやすくなる。
ラウンドレッスンやコンペを軽視している
スクールの統計的にもここを軽視しているコーチの休会・退会は多い。
ゴルフ場での楽しさを提供する意識が低い
”練習場で上手に教えれば良い”とだけ考え、ゴルフ場での楽しさを提供する意識が低いと生徒はやめやすくなる。
規定回数こなせていない/レッスンを休んだ生徒を気にしていない
レッスンを休み規定回数こなせていない際、コーチが気にしていないことが分かると生徒はやめやすくなる。
機嫌の波がある
機嫌が良い日、悪い日があるコーチは生徒がやめやすい。
生徒の上達をあきらめている
コーチが教えることに疲れているように見えたり、上達させることをあきらめているように見えると生徒はやめてしまう。
また、上達しない生徒に対して工夫をせず、毎回同じことを言っていてもやめてしまう。
専門用語を使いすぎる
初心者は専門用語にストレスを感じる傾向があるので、専門用語が多すぎると生徒はやめやすくなる。
言葉遣いがフランク過ぎる
言葉遣いが荒かったり、フランク過ぎると生徒はやめやすくなる。
社会人として常識的な敬語を使えるコーチは生徒がやめにくい。
※メールやラインの文面も同様。
生徒の体に触れすぎる
男性も女性も他人に体を触られることは基本的に好まない。これが過ぎると生徒はやめてしまう。
時間にルーズ
時間にルーズなコーチは社会人として失格と思われ、生徒は離れてしまう。
清潔さ、臭いに問題がある
汚れた服をきていたり、寝癖が有ったり、悪臭(口臭、たばこなど)がしたりすると生徒は離れやすくなる。
生徒が通いやすい時間割を設定していない
時間割が通いにくい形だと、生徒は当然ながらやめやすくなる。
コンプライアンスを重視できない
個人の連絡先を使っている、予約システム外のレッスン等を行っているなど、規則やルールから逸脱しやすいコーチは生徒が増えにくい傾向にある。ゴルフを楽しむ人には常識的な人が多いため、コンプライアンス違反をする人からは離れていきやすいもの。
※契約違反、コンプライアンス違反が発覚するとスクールとの契約もできなくなるので、この点からも注意が必要。